保田 真奈さん

貿易・国際ビジネスコース市ケ尾高校　出身

目標に向かってチームで動く楽しさを学ぶ

学部や学科を決める際、将来自分は何をしたいのか、そのために何を学ぶべきなのかについては決めきれず、幅広い分野から専攻を選べる経済学部が自分に合っているのではないかと思い、志望しました。
経済地理の講義は、国際貿易が、色々な国・地域の文化や歴史、地理的側面などが複雑に関係し合いながら発展してきた点に興味が沸きました。また、国際ビジネス論の講義は、架空のカフェが海外進出するという設定で講義が進むところが印象的であり、この講義がゼミに入るきっかけになりました。
ゼミでは、かながわ論叢や神奈川産学チャレンジプログラムに取り組みました。企業の方とのミーティングでは、自分たちの提案内容をうまく伝えることができず、毎回反省しながら修正を繰り返しました。その結果、最優秀賞をいただくことができました。神奈川産学チャレンジプログラムは、チームで目標に向かって動く楽しさを強く感じられた良い経験になりました。

大学生活を通じて今まで知らなかった自分と出会う

私は、大学生活を通して色々な業界のアルバイトに挑戦したことで、自分の得意不得意について気づく機会になりました。また、経済学部の学びはどこを切り取っても数字が関係するので、常に数字に着目して論理的に人に伝えようと意識できるようになり、それが就職活動でも役に立ちました。
４年間の大学生活を通して、たくさんの新しいチャレンジをして自分自身を見つめ、今まで知らなかった自分に気づく面白さを体験してもらいたいです。今は自分が何をしたいのか、何が得意なのかまだはっきり分からなくても、少しでも自分が興味を持ったことにチャレンジできる環境に感謝し、勇気を出して行動してみてください。