INTERVIEWS ABOUT SEMINAR

企業と連携しながら、実践的にマーケティングを学ぶ
寺嶋ゼミ

私のゼミを紹介します!

黒田 明日香さんに聞きました。
(現代ビジネス学科4年 横浜市立みなと総合高等学校出身)

寺嶋ゼミの研究テーマを教えてください。

実践的にマーケティングを学ぶ点が、寺嶋ゼミの特徴です。これまでに、花き(観賞用草花)の取扱量が日本一の大田市場にある(株)大田花きとの連携プロジェクトで「日本の若者に花を売るための方策」について研究発表を行ったり、キャンパス近くの六角橋商店街に協力してもらい分析プロジェクトなどを行ってきました。講義で学んだ知識を活かしつつ、自分たちで実際に調査・研究までを実施。マーケティングにおいてどのような手法をとることでどのような成果が出るかといったことを体験的に学べ、ここで得たデータがビジネス戦略の指標になるんだなということが分かり、とても勉強になりました。このようなゼミとして1年間をかけて取り組む研究テーマ以外にも、他大学のゼミとの合同研究発表会や、学外の学会の学生部会での発表など、学内だけではない学びの場が広がっています。

寺嶋先生ってどんな先生?

学生一人ひとりのことを、きちんと見てくれていると思いますね。寺嶋ゼミでは半年に一回、先生と一対一での面談の時間が設定されています。そこではゼミのことや勉強のこと、就職のことなど、さまざまな相談に乗ってくださいます。親身になって応えてくれるので、ゼミ生の中には恋愛に関する相談をした学生もいるようです。普段は豊富な知識を活かして内容の濃い授業をしてくださいますが、授業以外では冗談を言ったりもする、とても楽しい先生です。

黒田さん自身は、どんな研究をしていますか?

最近話題になった人気テーマパークの有料優先入場案内システムについて、マーケティングの視点から研究したいと考えています。これまでテーマパークの人気アトラクションは、乗るまでに何時間も待つことが当たり前だったのですが、これは利用者側にとって時間の無駄だし、テーマパーク側にとってもビジネス機会の喪失につながります。こうした中で有料で優先的に入場できるシステムが導入されたと聞き、とても興味を持ちました。どんな人をターゲットにしているのかや、どのようなマーケティング戦略をとっているのかを分析・研究し、卒業論文にまとめたいと思っています。

ゼミで学ぶことで、どんな部分が成長しましたか?

やはりプレゼンテーション力が上がったと思います。高校時代からプレゼンテーションをする機会があり、自分では得意なほうだと思っていたのですが、今思えば「自分の言いたいことを話す」に終始していたように思います。寺嶋ゼミでは毎回、授業の冒頭で新聞記事を題材に学生各自が発表を行います。そこで先生からアドバイスをいただき、「分かりやすく伝える」ことに気を配ったり、身振り手振りを加えるなど、プレゼンテーションに必要なスキルを身に付けることができました。

最後に、寺嶋ゼミのアピールポイントを教えてください!

寺嶋ゼミの学生はどんなことにも積極的で、自主的に動こうという意識の強い人が多いと思います。そういう学生が集まっているからこそ、グループワークやゼミでの研究も盛り上がるのではないでしょうか。研究発表のために授業外で集まることも多く、結果的にゼミ生同士の仲はとてもいいですね。プライベートで連絡を取り合って会うことも少なくありません。興味のある研究分野が同じなので、学部学科の友達やクラブ・サークルの友達とはまた違った、深い関わりを持つことができると思います。マーケティングに興味があるというだけでなく、「人と関わることが好き」という人にもお薦めのゼミですよ。

※所属・学年は取材時のものです。