INTERVIEWS ABOUT SEMINAR

基礎を身につけた上で、各自の興味を掘り下げる
玉井ゼミ

私のゼミを紹介します!

岡本 宏人さんに聞きました。
(経済学科3年 東京都立片倉高等学校出身)

浜中 健太郎さんに聞きました。
(経済学科3年 神奈川県立光陵高等学校出身)

玉井ゼミの研究テーマを教えてください。

(岡本さん)玉井ゼミでは学生一人ひとりの興味が重視されており、研究テーマを自由に選ぶことができます。震災からの復興をテーマにする学生もいれば、高齢化社会を取り上げる学生もいて、実に多種多彩。そうやって3年次に各自の興味に沿って研究を進められるのも、2年次のゼミナールでミクロからマクロといった経済学の基礎を、しっかり学び直すから。だからこそ、どんなテーマを選んでも経済学的な視点で考えることができるのだと思います。

(浜中さん)私は玉井先生のマクロ経済学を受講し、「ゼミでもぜひ玉井先生に教わりたい」と思い志望しました。私と岡本君は、昨年のゼミ合宿に2年生として参加。合宿では日本学生経済ゼミナールでの論文発表に向けた準備を先輩たちが行っていたのですが、とてもレベルが高く勉強になりました。また勉強以外でもバーベキューやウイスキー工場見学などがあり、リフレッシュできます。

玉井先生ってどんな先生?

(岡本さん)子どもの頃に感じた「なんで?」「どうして?」といった気持ちを、今でも持ち続けている先生ですね。だから知識も豊富で、ゼミでは常に話がいろいろな方向へと広がってきます。また輪読での発表でも「こんな見方もあるのでは?」といったアドバイスをもらえるので、私のものの見方も大きく広がったと思います。

(浜中さん)私の研究について、メールで質問をしても細かくアドバイスをいただけたり、ゼミでの発表の前にも打ち合わせをしてくれたりと、非常に優しい先生です。

岡本さんと浜中さんは、どんな研究をしていますか?

(岡本さん)2020年のオリンピックで自宅近くのスタジアムが競技会場になったことがきっかけで、オリンピックに関するさまざまなことに興味を持つようになりました。たとえばオリンピックに合わせて祝日をずらそうといった動きがありますが、それによって恩恵を受ける人もいれば、不利益を被る人も出てきます。このように、オリンピックが最終的に日本経済や私たちの生活に、どのような影響を与えるのかを研究するつもりです。

(浜中さん)私は子どもの貧困といった問題に関心を持ち、深く掘り下げたいと思いました。経済学の視点で、子どもを貧困から救うには何が必要なのかを考えたいですね。また、それと関連して教育の問題についても触れてみたいと思っています。

ゼミで学んだことで、どんなものを得ましたか?

(岡本さん)私はもともと人前で話すのが苦でなく、自信もありました。けれどもゼミナールでの発表を通して、実は喋りすぎていて、ポイントが明確になっていないことに気づかされたのです。また3年次の日本学生経済ゼミナールでの論文発表に向けて、2年次の輪読など発表の機会が多いのですが、レジュメの作り方や資料のまとめ方なども身についたと思います。

(浜中さん)ゼミ生の存在が大きいと思います。経済学部は神奈川大学の中でも一番学生数の多い学部で、ミクロからマクロはもちろん、会計系の勉強をしたい学生も集まっています。そうした中で同じようなことに興味を持ち、深く学ぼうとしている学生が身近にいることは刺激になります。ゼミの仲間は、それまでの友達よりも関係性が深いですね。

最後に、玉井ゼミのアピールポイントを教えてください!

(岡本さん)日頃ニュースや新聞で目にすることについて、「何でだろう」と疑問に感じることはありませんか? そんな疑問を、経済学というフィルターを通して考えるようになれるのが玉井ゼミです。玉井先生同様に、好奇心旺盛な学生には最適のゼミナールだと思います。

(浜中さん)しっかりと勉強するだけでなく、夏の合宿ではさまざまなイベントもあるなど、楽しめるゼミナールだと思います。また雰囲気が暖かで和やかに授業が進む点も、このゼミナールの魅力の一つです。

※所属・学年は取材時のものです。