COURSE IN INTERNATIONAL ECONOMICS AND SOCIETY

国際的な視点から現代経済を捉える

「グローバリゼーションの時代」といわれる今日、財、サービス、資本、労働力、文化の交流が地球規模で進み、諸国はますます緊密に結びつくようになり、国際的な相互理解の必要性が高まっています。国際経済・社会コースでは、経済大国から新興国まで、世界各地の経済および社会の知識を身につけ、世界経済のしくみとダイナミズムを理解します。理論的、歴史的、実証的に、国際比較を通じて国際経済・社会に対する理解を深め、国際的な視点から現代の経済を捉えることを目指します。

教員からの授業紹介

奥山 聡子准教授
奥山 聡子准教授

国際経済学国際経済・社会コース指定 B群科目

グローバル経済を読み解く力を身につけよう

グローバル社会の動きはとてもダイナミックです。たくさんの企業が国境を超えて生産をおこない、多額の資金が国境を超えて移動しています。そのため、ある国で起きた問題が、瞬く間に全世界に広がります。 このように、すべての国、企業、人はグローバル経済の影響を受けています。私たちは、今、世界で何が起きているのか、それがどんな影響をもたらすのかを理解する必要があるのです。 なぜ貿易が拡大したのでしょうか?なぜ企業はグローバル化を進めたのでしょうか?なぜ金融グローバル化が進んだのでしょうか?そしてなぜ金融危機のようなクラッシュが発生するのでしょうか?国際経済学では、こうしたグローバル社会におけるダイナミズムの根源を学んでいきます。

高校生へのメッセージ

高校生の皆さんは、様々な経済問題に対して、今何が起きているのか、そしてこの後どうなるのか、自分で考えてみたくはありませんか?自分の頭で物事を考えるためには、土台となる知識や考え方を理解しておくことが非常に重要です。根本的な考え方を理解しないままデータや情報に振り回されると、誤った答えを導き出したり、誤った情報を鵜呑みにしてしまうおそれがあります。皆さんには、大学で人生の土台となる知識を身に付け、自分で考えられる人になってほしいと思います。

B群科目一覧

「B群科目」は、各コースに固有の専門的内容を学ぶ科目です。学科・専攻の基本となる「A群科目」に続いて、コースを選択した学生が優先的に履修することが推奨されます。

2年次
前学期
アジア経済論Ⅰ  アメリカ経済論Ⅰ  ヨーロッパ経済論Ⅰ  国際経済学Ⅰ  西洋経済史Ⅰ  世界経済論Ⅰ  貿易論Ⅰ
2年次
後学期
アジア経済論Ⅱ  アメリカ経済論Ⅱ  ヨーロッパ経済論Ⅱ  国際経済学Ⅱ  西洋経済史Ⅱ  世界経済論Ⅱ  貿易論Ⅱ
3・4年次
前学期
国際金融論Ⅰ  中東政治経済論Ⅰ  開発経済学Ⅰ  ラテンアメリカ経済論Ⅰ  ロシア経済論Ⅰ  中国経済論Ⅰ
3・4年次
後学期
国際金融論Ⅱ  中東政治経済論Ⅱ  開発経済学Ⅱ  ラテンアメリカ経済論Ⅱ  ロシア経済論Ⅱ  中国経済論Ⅱ

※2023年度以降入学者用

教育課程表・シラバス

国際経済・社会コース 教育課程表 神奈川大学シラバス 神奈川大学シラバス