齊藤 実 ゼミナール

研究課題 経済ゼミナールⅠ 「企業・経済の仕組みを知る」
経済ゼミナールⅡ 「現代企業のロジスティクス」
経済ゼミナールⅢ 「現代企業のロジスティクス」

研究内容

多くの学生の皆さんは、大学を卒業したら企業に就職しようと考えています。実際に卒業生のほとんどが企業に就職しています。それでは、皆さんはこれから長年にわたって働くことになる企業について、どれだけ知っているのでしょうか。「ほとんどわからない」というのが実状ではないでしょうか。

そこで、このゼミはまさに今活動を繰り広げている企業について勉強します。企業は他の企業と絶えず競争しています。競争に勝ち抜くためには、競争相手よりも優れていなければなりません。最新鋭の工場を稼働して生産コストの安い優れた製品を造ったり、華やかな店舗のなかで魅力ある商品をそろえて販売したりしています。

こうしたなかで、今企業で注目されているのが「物流」と呼ばれる分野です。皆さんは初めて聞く言葉かもしれません。例えば、いつも使うコンビニには、たくさんの商品がならべられていますが、これらの商品はどのようにしてそこにあるのでしょうか。弁当やおにぎり類は1日4回も違った種類が並べられています。いかにして4回も違う種類の弁当類がそこに届けられるのでしょうか。

実は華やかなコンビニの店舗の背後には、たくさん並べられている商品を店舗に供給する独特の仕組みがあります。簡単にいってしまえば、これが「物流」なのです。物流はなにもコンビニに限られるものではなく、スーパーやディスカウントストア、さらにはメーカー、問屋など、およそモノを取り扱う企業にとって必要不可欠な機能なのです。

こうした物流をより効率化したものが「ロジスティクス」と呼ばれています。この物流やロジスティクスは、企業の競争力を左右する大きな要素として注目されているのです。工場で使う原料や部品をどのようにうまく調達するか、さらに工場でできあがった製品をいかに小売店の店舗まで効率よく流していくのか、さらには通信販売では宅配便を使っていかに迅速に商品を届けるかなど、物流やロジスティクスが現代の企業の競争力を高める生命線となりつつあるのです。

こうした現代の企業のロジスティクスを勉強するのがこのゼミです。そして皆さんがこれから働く企業の基本的な仕組みを本質的に理解することができるようになるのが、このゼミでの勉強の目的なのです。

経済ゼミナールⅠ

企業とは何か、経済の仕組みはどうなっているのか、といった基礎的な事柄を勉強します。経済に興味をもつことが優先されます。

経済ゼミナールⅡ

専門分野である現代の物流およびロジスティクスについて深く勉強します。単に議論に慣れるだけでなく、深い専門性をもてるようにします。

経済ゼミナールⅢ

物流やロジスティクスに関係なく、自分の興味のあるテーマを選定して、卒業論文を作成します。

このゼミでは、毎年企業見学を行います。

指導方針

今の学生の皆さんに欠けていて、しかし、これから企業に就職して社会人として活躍するための必要なものがあります。それは、以下の3つの点です。

  1. 物事を論理的に考えることができる。
  2. 人前で自分の考えを堂々と発表できる。
  3. 専門的な知識を身につけている。

ゼミ活動全般にわたって、これらの点が個人の能力として備えることができるように指導していきます。ゼミでは、自分の意見を主張して、議論できることが重要となります。学生の皆さんは、「教えられる」という受け身的な態度ではなく、「学ぶ」という主体的な態度でゼミに臨んでください。

指導教員プロフィール

専門分野 物流・ロジスティクス、交通論
主要業績 『アメリカ物流改革の構造―トラック輸送産業の規制緩和―』白桃書房、1999年
『宅配便の秘密』御茶の水書房、2002年
『よくわかる物流業界』日本実業出版社、2003年
『現代ロジスティックス論』(共著)中央経済社、2009年
『物流ビジネスの最前線』光文社、2016年
担当講義名 交通論Ⅰ・Ⅱ、ロジスティクスⅠ・Ⅱ

現役ゼミ生より一言

齊藤ゼミナールでは、物流について学ぶことを通して、様々な力を身につけることができます。私が齊藤ゼミナールに入った理由は、その力が社会に出たときに役立つスキルだと感じたからです。

ゼミ活動では、物流について学ぶ中で他のゼミ生や先生と活発に議論します。提示される様々な議題に関して自らの意見を共有するうちに、自然と論理的思考力やコミュニケーション能力が身につきます。また、任意の新聞記事について自らの考察をまとめる新聞課題や、2年次から取り組む論文作成によって、優れた文章力も身につきます。そして、NS物流研究会への参加によって、学年をまたいで構成されるチームで研究を行う機会も設けられています。

このように、齊藤ゼミナールでは個人の能力を高めることはもちろん、チームで活動する経験も積むことができます。ゼミ活動の中で能力を高めたいという意欲がある方と、共に活動できることを楽しみにしています。

3年 中塚昴晴

私が齊藤ゼミナールに決めた瞬間は、ゼミナールの説明会で先輩のプレゼンを見た時でした。当時の先輩のプレゼンは堂々としており、とてもカッコよく、私はその姿に憧れこのゼミを選びました。

実際に齊藤ゼミでは、授業中の発言や論文発表会など人前で発表する機会が多く、発言力やプレゼンテーション能力が上達します。その他にも、新聞課題や論文作成など文章を書く機会も多く、文章力も鍛えられます。私も日々の活動を通じて、発言力や文章力の成長を感じています。

齊藤ゼミは自分の能力を高めたいと思う方に良い環境だと思います。ただ、高められるかどうかはご自身の取り組み方次第です。ゼミナールを通じて「何を学びたいのか」、「どのようになりたいのか」を考えてみてください。その上で齊藤ゼミを選んでいただけたら光栄です。

4年 副ゼミ長

選考方法

面接をして選考します。

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