小山 和伸 ゼミナール
研究課題 | 経済ゼミナールⅠ 「現代企業のしくみ」 経済ゼミナールⅡ 「経営組織と経営戦略」 経済ゼミナールⅢ 「グローバル化の中の日本―国づくりの戦略と組織」 |
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研究内容
経済ゼミナールⅠ
基礎的な現代企業に関する勉強をしましょう。例えば「株式会社」のしくみについて ―― 株主総会や取締役会の役割などを考えてみよう。そもそも株式会社はどのようにしてつくられてきた制度なのか ―― そのメリットや問題点についても考えてみたい。
今われわれは、企業とのかかわりを非常に広くかつ深く持っています。われわれが使ったり食べたりしているもののほとんどは、企業によって製造され販売されているものです。そして多くの人々が企業で働いています。こうした関連深い企業のしくみについて、基本的なところから学んでいきたいものです。
経済ゼミナールⅡ
経営活動の多くは複数の人間によって行われています。そこには組織のメカニズムが働いています。複数の人間がある目的をめぐって協力し合ったり、対立したりする現象の中にどんな論理が流れているか。これを探るのが組織論です。今流行の戦略論も一緒に学んでいきたいと考えています。
経済ゼミナールⅢ
グローバル化の時代と言われる今日、日本の良さや強さを生かしていくためにはどうしたら良いのでしょう。企業の問題から飛躍して、国家レベルでの戦略や組織の問題について考えてみましょう。世界の現実と日本のあるべき姿について、君自身の青写真をつくることができれば、君は一流の大学生と言って間違いない。
指導方針
本当の学問、本当の学問的姿勢を身につけたいものです。これは難しいけれども、要するに柔らかい頭で自由に順序立てて考える習慣と言っても良いでしょう。ただものを覚えるとか、良く言われていることを丸飲みにするのではなく、自分の頭で仮説を立てたり、事実を比較したりしながら、あまり固定観念にとらわれずに発想してみる習慣を身につけよう。
それから、何事にも積極的な好奇心をもって欲しい。そういう好奇心を喚起できるよう工夫したいと思っています。
担当教員プロフィール
専門分野 | 経営組織論、戦略論 |
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在外研究 | 2021年度、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)、客員研究員。 |
主要業績 | 『技術革新の戦略と組織行動』[増補版]白桃書房、1997年 「研究開発活動の行動科学分析」研究技術計画学会、2002年 『救国の戦略』展転社、2002年 『リーダーシップの本質』白桃書房、2008年 『選択力』主婦の友社、2010年(日本図書館協会選定図書) 『ウソだろ!?バリアフリー』晃洋書房、2010年 『戦略がなくなる日』主婦の友新書、2011年 『不況を拡大するマイナス・バブル』晃洋書房、2012年 『これでも公共放送かNHK』展転社、2014年 『無知と文明のパラドクス』晃洋書房、2016年 『パリ滞在記』展転社、2022年 |
担当講義名 | 経営管理論、経営戦略論、意思決定論、経営組織論 |
教員より新ゼミ生へ一言
若い時期には、エネルギーや知性は使えば使うほど、後から後から湧いてくる。省エネ的な生き方は、若者には似合わない。自らの可能性を切り開く気概のある者は来たれ!
選考方法
面接による