小川 浩 ゼミナール

研究課題 経済ゼミナールⅠ 「労働問題をデータから見る」
経済ゼミナールⅡ 「若年者の労働問題を考える」
経済ゼミナールⅢ 「卒論作成」

研究内容

※2022年度はゼミナールⅠの募集を行いません(2023年度にゼミナールⅡの4月募集を行います)。

●労働市場や人口その他人に関係ある経済学に興味がある人

また、ゼミの主たる内容は

  1. データを元に考える方法論を身につける
  2. 論理的で一貫した文章が書けるようになる
  3. 聴衆の前でわかりやすい報告ができるようになる

の3点セットに「ゼミで仲間を作る」を追加した4点です。1~3を要約すれば「事実に即して論理的に考えた結果を他人にきちんと伝えるトレーニングを行う」ということになります。そのために、たくさん読んで書きます。手を動かすことが嫌いな人にはオススメしません。

タイムテーブルとしては、2, 3年の2年間で具体的なデータを自分で収集・分析・統合するスキルを身につけ、4年で自分の選んだテーマについて卒論をまとめることになります。ゼミでは主として皆さんが大学を離れた後で直面することになる若年者の労働市場を分析材料として使う予定です。

ゼミⅠ

ゼミⅠでは、テキストに出ているデータから主張が導けるかを批判的に読み、レポートおよびプレゼンテーションを作成する練習を行うとともに、実際のデータを収集・分析する技術と、データがどのように収拾されているかについて学びます。

ゼミⅡ

ゼミⅡでは、若年者の労働市場について、データを基礎として理解を深めて行きたいと考えています。この分野については最近研究が精力的に行われているため、テキストではなくリーディングリストに従って論文や報告書を読んでいく予定です。また、主体的にテーマに取り組むため、自分で論文の形にまとめる練習もします。

ゼミⅢ

ゼミⅢではゼミⅠ、Ⅱでの学修成果のまとめとして卒論を書きます。

指導方針

「こんなことに興味がある、やってみたい」と思う気持ちが一番大事です。いろいろな技術は手段に過ぎませんから、目的意識があれば技術はいくらでも吸収できます。

ゼミでの作業は、調べる・作業する→報告するというパターンを基本としますが、細かい内容についてはゼミ参加者と相談して決めていきます。

なお、ゼミ内の連絡は全てメーリングリストで行います。

担当教員プロフィール

専門分野 労働経済学、医療経済学:少結婚化の経済学、社会保障制度と労働市場の関係、周産期医療の人手不足問題など。基本的にはマイクロデータをコンピュータで精査して色々な傾向を見つけ出したり、シミュレーションをコンピュータでがりがり計算したりするという手法で研究しています。
主要業績 [1] 「賃金制度を少子化から評価する」日本労働研究雑誌, No. 534, 2004. 12
[2] “The Effect of Household Structure on the Employment Behavior of Elderly Male Workers”, Review of Population and Social Policy, No. 9, 2000.12
[3] 「貧困世帯の現状 — 日英比較 —」, 経済研究, Vol. 51, No. 3, 2000.7
[4] 「年金・雇用保険改正と男性高齢者の就業行動の変化」, 日本労働研究雑誌 No. 461, 1998.11
[5] 「年金が高齢者の就業行動に与える影響について」, 経済研究, Vol. 49 No.3, 1998.7
担当講義名 労働経済論、経済入門など
その他 この文書の記述内容は2021年12月時点での予定です。内容は予告なく変更される可能性がありますので、応募する前に必ず下記の説明会に参加してください。

期待する予備知識

「今」の日本のことを応用ミクロ経済学の手法で扱います。そのため、日本経済論Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学は履修済みであることを期待します。さらに、実際のデータを扱ったりしますので、経済情報処理Ⅰ・Ⅱレベルのコンピュータ操作はできないと作業するときに大変だと思います(手作業で処理するのは非現実的です)。

教員より新ゼミ生へ一言

大学に存在する多様な「世間」には、大学全体、学部、学科といった大きなものからサークル、趣味の友達といった比較的小さなものまでありますが、ゼミはその中でも小さめでしかも密度が高いつきあいをする「世間」と言えるでしょう。

ゼミに所属するということは、研究室のテーマに沿って勉強するという部分ももちろんありますが、研究者志望でなければ一番大きな目標はゼミの仲間を作ることです。わけの分からないレポートを課されて苦し紛れに徹夜ででっち上げたり、何かで落ち込んでやけ酒を飲むときに付き合ったりといった非学問的な細々した出来事の積み重ねがゼミ仲間を作っていきます。ですから、ゼミを作る上で教員が出来ることはあまり多くありません。ゼミの雰囲気を作るのは学生自身です。

現役ゼミ生より一言

  • 「働く」について知識を付けることは、自分たちが社会に出る際の判断材料になるので、このゼミで学んで損はないと思う。
  • 「なにを学びたい」がまだ決まっていない人は、「誰に学ぶか」という観点でゼミを探すといいと思います。ゼミの先生との相性は大事です。

選考方法

2022年度はゼミナールⅠの募集を行いません。2023年度はゼミナールⅡの4月募集を行います。問い合わせは、santa@jindai.jp まで。

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