岩木 宏道 ゼミナール

研究課題 経済ゼミナールⅡ 「金融についての計量経済分析(基礎)Ⅰ」
経済ゼミナールⅡ 「金融についての計量経済分析(応用)Ⅱ」
経済ゼミナールⅢ 「金融についての計量経済分析(卒業論文作成)Ⅲ」

研究内容

本ゼミナールでは次の2点を目標に掲げて研究に取り組みます。

  1. 「金融」を足掛かりとして経済・社会を的確に捉え、自ら考察し将来予測や政策的解決策を考案できるようになること。
  2. 1のため、導き出される仮説に対して金融経済諸データを用いて検証できる力を養う。

経済ゼミナールⅠ

目標1のため、まずは計量経済学や統計学を実際の分析ツール(エクセルや「R」など)を通じて実践的に習得します。慣れるまでは最初はやや大変かもしれませんが、実際に分析できるようになると、面白いと感じるようになることでしょう。この時期の演習形式は基本的に輪読を想定しています。具体的には各自が教科書担当箇所についてプレゼンテーション資料を作成の上、実際に演習内で報告するものです。教科書に設問が備わっていればそれも解いていきます。さらに、新聞や雑誌記事を参照し、独自の考察を報告するとともにゼミ全体で議論する機会も設ける予定です。

経済ゼミナールⅡ

「経済ゼミナールI」で学んだ分析に関する考え方、手法を実践的に応用していく段階となります。具体的には研究グループを形成し、チームごとにメンバー間協調の下、チーム独自の研究を掘り下げいくことを考えています。適宜、利用可能なデータベース(例えば日経NEEDS等)を紹介していきます。

経済ゼミナールⅢ

これまでの学習とグループとしての研究経験を基礎として今度は各自の問題意識に基づく独自の研究を進めていきます。最終的には卒業論文としてまとめることとなりますが、問題設定や分析手法はもとより、論文としてどのような要素が必要であるのか、どういった構成にすればよいのか、何を準備していく必要があるのかなど、研究論文としての形式的な面も含めて指導していきます。時間をかけて取り組む論文執筆はそれだけエネルギーも要しますが、終わってみれば今後の自信となりえるような、かげがえのない機会だったと思えるようになるでしょう。

指導方針

指導教員プロフィール

専門分野 金融論(特に企業金融論、銀行論)
主要業績 “Does Rollover Risk Matter to Payout Policies? Evidence from Japanese Listed Firms,” (with Junyu saito), Journal of Economics and Business, forthcoming. “The Effect of Debt Market Imperfection on Capital Structure and Investment: Evidence from the 2008 Global Financial Crisis in Japan,” Quarterly Review of Economics and Finance, 2019, Vol.74: 251-266.
「公募社債市場へのアクセスが企業の負債利用水準に及ぼす影響-日本市場における実証分析」、東京経大学会誌.経済学、2018年、299号: 59-79.
「銀行の融資姿勢が企業の資金調達行動に及ぼす影響」、金融経済研究、2016年、38号: 18-43.
「銀行の情報独占と企業投資行動」(三隅隆司との共著)、一橋商学論叢、2015年、10号第2巻: 2-18.
「銀行のホールド・アップ問題とガバナンス」、『日本企業のコーポレート・ガバナンス』(三隅隆司・茶野努・安田行宏 編著)所収、中央経済社、2020年:160-177. 
担当講義名 学部:金融論
大学院:金融論特講

教員より新ゼミ生へ一言

私が様々な学生への指導経験を通じて確信をもっていえることは、みなさんが「最後までやり抜く力」(Grit)を発揮しさえすればほとんどのハードルを越えることができるということです。是非とも貴重な学生時代にこれだけは達成したという体験をいくつでも積み重ね、自信をもって社会で羽ばたいて欲しいと願っています。加えて、日本のみに目を向けるのではなく、世界的な視野や考え方を積極的に意識するようにしてください。

選考方法

面接による。面接の際に、事前配布するエントリーシートに志望理由等記入のうえ持参してください。

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