比佐 章一 ゼミナール

研究課題 経済ゼミナールⅠ  「日本経済を理解するのに必要な基礎的な学習」
経済ゼミナールⅡ  「経済データによる経済理論の分析方法」
経済ゼミナールⅢ  「卒業研究」

研究内容

ICT技術の発展により、官庁関係が公表するデータをはじめ、多くの経済データにアクセスすることが可能となりました。また同時に、コンピューター技術の発展により、個人でも簡単にデータ解析ができるようになりました。ゼミでは、経済理論を研究すると共に、それをもとに実際のデータを使った分析を学びます。

経済ゼミナールⅠ

初年度のゼミでは、日本経済を分析するために必要な基礎的な内容を中心に学びます。

経済ゼミナールⅡ

ゼミⅡでは、最初の年に学んだ経済理論をどのように分析すればよいかという観点から、データの扱い方および統計的なデータの処理方法などについて学びます。そして経済理論をつかった実証分析を行うことができるような手法を学びます。

経済ゼミナールⅢ

これまで学んだ知識を基に、卒業論文の作成をしてもらいます。

指導方針

ゼミは、基本的に、ゼミ生各自がそれぞれきちんと勉強をしてくることを前提に進めてきます。また卒論は、各自の興味に基づいてテーマをきめ、それをどのように分析すべきかを議論します。

指導教員プロフィール

専門分野 日本経済論、マクロ経済学
主要業績 「国民健康保険と患者の受診行動―国民健康保険と組合健康保険のレセプトによる分析―」(共著)2002年 国立社会保障・人口問題研究所『季刊社会保障研究』第38巻第1号 pp.4-13
「日本企業における設備投資行動の不安定性とその決定要因―横並び行動の検証と所有構造の影響―」(単著) 2007年『日本経済研究』第57号 pp.1-22
“Estimates of Intangible Investment by Industry and Productivity Growth in Japan”(共著)2013年 Japanese Economic Review, Vol. 64, No. 1
担当講義名 日本経済論、現代日本経済論

教員より新ゼミ生へ一言

現在の社会は、技術の進歩や社会の変化も速く、それに追いつくだけでも大変な世の中です。しかし大切なのは知識を身につけることはもちろんのこと、いかに自分自身の力で、必要とされる知識を取捨選択して、それを上手に活用する能力があれば、十分対応することができるはずです。ゼミでは、各自が自分なりに考えて理解し、またその知識を応用させることができるような能力を身につけてください。なおゼミは、原則として、課題を課することになりますので、きちんと課題をやってきてください。

選考方法

面接を行ったうえで選考します。

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