原口 純一 ゼミナール

研究課題 経済ゼミナールⅠ「ミクロ経済学とその応用1」
経済ゼミナールⅡ「ミクロ経済学とその応用2」
経済ゼミナールⅢ「ミクロ経済学とその応用3」

研究内容

本ゼミナールはミクロ経済学の基礎を理解し、その手法を応用して経済現象を説明できるようになることを目標とします。そのために、ミクロ経済学を基礎から学習し、さらにその応用を学び、最終的にはそれぞれの問題関心に沿った分析を行い、その成果を卒業論文としてまとめえもらいます。ミクロ経済学は複雑な現実の経済現象を簡潔なモデルで表現し、その背後にあるメカニズムを理解するために有用です。経済学には様々な分野がありますが多くの分野でその根底にはミクロ経済学の考え方があります。そのため、ミクロ経済学の理論を学習することはその後に様々な応用分野に進む際にも有益であると考えます。

経済ゼミナールⅠ「ミクロ経済学とその応用1」

ゼミⅠではミクロ経済学の教科書の輪読を予定しています。ミクロ経済学の基礎をきちんと勉強しておくことでゼミⅡ以降にそれぞれの興味に沿ってミクロ経済学の応用分野を学ぶ際に役立ちます。

また、興味のあるニュースや気になる身の回りの出来事について話をしてもらいます。

経済ゼミナールⅡ「ミクロ経済学とその応用2」

ゼミⅡでは現実の経済問題や社会問題をミクロ経済学の手法で分析します。ゼミⅠで話してもらったニュースや輪読した内容から各自で興味のあるテーマをより深く勉強していきます。学習成果をまとめ、学期末に期末レポートとして仕上げます。

経済ゼミナールⅢ「ミクロ経済学とその応用3」

ゼミⅢではゼミⅡで取り組んだ内容をさらに発展させ学習を行います。最終的に学習成果をまとめ、卒業論文として仕上げます。

指導方針

ゼミナールⅠ

参考書に挙げた教科書の1冊を輪読する予定です。どの教科書を使うかは学生の興味や理解度に合わせて決めます。参考書に挙げていない教科書や資料を併用する場合があります。

具体的には、教科書の指定した範囲について毎回担当を決め発表してもらいます。発表者以外も必ず該当範囲をよく読んで予習し、わからないところを質問するようにしてください。質問をすることで議論が生まれます。質問は質問者にとっても発表者にとっても有益です。発表者はわかりやすい発表を心がけてください。発表する技術を向上することも学習の一環です。

学習の過程で数学が必要になります。その度に可能な限り丁寧に説明し、全員のわからないところがなくなってから先に進むようにします。ですので、数学が苦手でも履修をやめる必要はありませんが、粘り強く取り組む覚悟は必要です。必要があれば相談してください。

学期中や長期休暇中に課題を出す予定です。面倒な作業かもしれませんが、新しく学習したことに習熟するには、反復して課題を解くことが必要です。

ゼミナールⅡ

現実の経済問題や社会問題をミクロ経済学の手法で分析します。ゼミⅠで話してもらったニュースや輪読した内容から各自で興味のあるテーマをより深く勉強していきます。各自の興味関心について話し合い各自の具体的なテーマを決めていきます。各自の問題意識から必要と思われるテキストや論文を適宜指示します。具体的なテーマが決まったら各自で分析を行い、ゼミの時間に進捗の報告をしてもらいます。うまくいっていても、いっていなくても報告してください。うまくいっていない場合でもみんなで話し合うことで解決の糸口が見つかるかもしれません。学習成果をまとめ、学期末に期末レポートとして仕上げます。受講生の人数によっては共通するテーマごとにグループを作って分析を進めてもらうことがあります。

ゼミナールⅢ

ゼミナールⅡの内容をさらに発展させて卒業論文の完成を目指します。ゼミナールⅡでは、既存のモデルを的確に理解し扱えるようになり、各自の興味関心に適用することが目標でした。ゼミナールⅢではそうした基本的なモデルを拡張して、各自の問題意識にあった分析を行えるようになることを目標に分析を進めます。ゼミⅡに引き続きゼミの時間に進捗の報告をしてもらいます。

参考書

梶井厚志、松井彰彦「ミクロ経済学 戦略的アプローチ」日本評論社
神取道宏「ミクロ経済学の力」日本評論社
八田達夫「ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ」東洋経済新報社
林貴志「ミクロ経済学」 ミネルヴァ書房

指導教員プロフィール

専門分野 産業組織論
主要業績 1. Junichi Haraguchi, Toshihiro Matsumura, and Shohei Yoshida (2018) “Competitive Pressure from Neighboring Market and Optimal Privatization Policy” Japan and the World Economy 46, pp.1-8.
2. Junichi Haraguchi and Hikaru Ogawa (2018) “Leadership in Tax Competition with Fiscal Equalization Transfers” The B.E. Journal of Economic Analysis & Policy 18(3)
3. Yuta Yasui and Junichi Haraguchi (2018) “Supply Function Equilibria and Nonprofit-Maximizing Objectives” Economics Letters, 166, pp.50-55
担当講義名 経済学Ⅰ/Ⅱ,ミクロ経済学

教員より新ゼミ生へ一言

私の専攻は産業組織論ですが、産業組織に限らずミクロ経済学とその応用に興味のある学生の受講を歓迎します。ミクロ経済学に興味のない学生を受け入れないというわけではありません。ゼミを選択する時点で明確に自分のやりたいことが決まっているとは限らないと思いますので、あまり気負わずに応募してください。きっと、ミクロ経済学の射程で皆さんそれぞれに興味の持てる内容が見つかります。

選考方法

志望理由書と面接による。
志望者の人数によって数学やミクロ経済学に関する筆記試験を行う場合がある。詳細は説明会で通達します。

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