COURSE IN TRADE AND
INTERNATIONAL BUSINESS貿易・国際ビジネスコース
貿易都市横浜から世界を臨む
日本企業の国際ビジネス活動はますます多様化、大規模化しています。欧米諸国や中近東諸国はもとより、近年はアジア各国とのビジネスがますます盛んになっています。このような現代のビジネスにおいては、国際経済のしくみや各国の経済状況の知識は不可欠なものです。 貿易・国際ビジネスコースでは、貿易や国際金融の理論と実情や各国の経済事情について学ぶことで、複雑な国際ビジネス現象を解明し理解する能力を養い、国際ビジネスの世界で活躍できる人材を育成します。
教員からの授業紹介
国際ビジネス論貿易・国際ビジネスコース指定 B群科目
多国籍企業ならではのマネジメント課題に向き合う
国際ビジネス論では、海外展開している企業(多国籍企業と呼ばれる)に特有な経営・マーケティングに関する領域に焦点をあてています。具体的には、国内企業と多国籍企業のマネジメントでは何が異なるのか、また多国籍企業ならではの優位性(強み)と課題(弱み)は何なのかといった点を論じていきます。 たとえば、多国籍企業では様々な国籍や文化に属し、異なる考え方を持つ従業員が同じ職場で働くわけですが、こうした従業員の「ダイバーシティ(多様性)」は企業業績にマイナスに作用しえます。しかし、有効なマネジメントを行えばプラスに作用しうることが明らかにされています。このように、マネジメントのやり方次第で弱みを強みに変えることができるわけです。 また、戦略やマーケティングの側面では、海外各国の消費者ニーズにマッチした戦略展開や製品開発が求められる一方で、多国籍企業全体としては数多くの海外子会社を束ねて一組織を融合しなければならないという、「分散と統合」の課題があります。こうした多国籍企業ならではの複雑な課題をいかにマネジメントするのか、をこの講義では学びます。
高校生へのメッセージ
国際化が遅れた日本企業でさえ、大企業だけでなく中小企業も、海外展開が当然のようになされる時代になってきました。国際化した組織(多国籍企業)ではどのような課題があるのかを知ることは意義があると思いますので、一緒に学びましょう。
B群科目一覧
「B群科目」は、各コースに固有の専門的内容を学ぶ科目です。学科・専攻の基本となる「A群科目」に続いて、コースを選択した学生が優先的に履修することが推奨されます。
1年次 前学期 |
日本経済論Ⅰ |
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1年次 後学期 |
日本経済論Ⅱ |
2年次 前学期 |
アジア経済論Ⅰ アメリカ経済論Ⅰ 貿易コミュニケーションⅠ 国際商取引論Ⅰ 国際ビジネス論Ⅰ 貿易論Ⅰ 経済専修英語(講読)Ⅰ |
2年次 後学期 |
アジア経済論Ⅱ アメリカ経済論Ⅱ 貿易コミュニケーションⅡ 国際商取引論Ⅱ 国際ビジネス論Ⅱ 貿易論Ⅱ 経済専修英語(講読)Ⅱ |
3・4年次 前学期 |
グローバルロジスティクスⅠ 国際ビジネスコミュニケーションⅠ 国際商務論Ⅰ 経済専修英語(講読)Ⅲ Case Studies in International Business Ⅰ グローバルマーケティングⅠ 中国経済論Ⅰ |
3・4年次 後学期 |
グローバルロジスティクスⅡ 国際ビジネスコミュニケーションⅡ 国際商務論Ⅱ 経済専修英語(講読)Ⅳ Case Studies in International Business Ⅱ グローバルマーケティングⅡ 中国経済論Ⅱ |
※2023年度以降入学者用